Nexus シリーズのネーミング規則

ネットワーク機器
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Nexus の型番が分かりにくかったので。(ただし固定型に限る。)

Nexus 92160YC-X, Nexus 9272Q, Nexus 92304QC, Nexus 9236C, Nexus 92300YC, Nexus 92348GC-X
Nexus 93120TX, Nexus 93108TC-EX, Nexus 9348GC-FXP, Nexus 93108TC-FX, Nexus 93216TC-FX2, Nexus 93180YC-EX, Nexus 93180YC-FX, Nexus 93240YC-FX2, Nexus 93360YC-FX2, Nexus 9364C, Nexus 9336C-FX2, Nexus 9332C, Nexus 9364C-GX

アルファベットの意味は以下の通り。

Following the naming conventions for the Cisco Nexus 9000 Series, the characters in the Cisco Nexus 9300-EX platform product names indicate supported port speeds or additional hardware capabilities:
●   Q: Native 40-Gbps front-panel ports
●   Y: Native 25-Gbps front-panel ports
●   C: Native 100-Gbps front-panel ports
●   L: Native 50-Gbps front-panel ports
●   T: 100M, 1GT, and 10GT
●   X (after the hyphen): Cisco NetFlow and data analytics capabilities

例えば次のようになる。
TC は 10Gbps の RJ-45 ポートと 100Gbps のアップリンク
YC は 25Gbps のフロントポートと 100Gbps のアップリンク

末尾の EX や -FX, -FX2 は ASIC の種類。
世代としては EX -> FX -> FX2 の順で新しくなっている。 帯域はもちろん、機能も強化されている。

主な違いとしては次の通り。
EX = LSE チップ。18 x 100G。
FX = LS1800FX チップ。18 x 100G, MACSEC 対応。
FX2 = LS3600FX2 チップ。36 x 100G, MACSEC と CloudSec 対応。
PQ, TX, PX …… (3rd party ASICs)

詳しくは参考文献の cisco live の資料を参照してください。

数字部分の意味は以下。(だと言われてるっぽい)。
パターン①
ポートの種類が1種類の場合
「シリーズ名 + ポートの数」

例えば
Nexus 9272Q の場合、Nexus 9200 シリーズで、ポートの数は 40GbE × 72 ポートを表す。

パターン②
複数の種類のポートがある場合。
「シリーズ名 + ポートで転送できる最大値の合計 / 10」

93108TC の場合、(10GbE × 48 ポート + 100GbE × 6 ポート) / 10 = 108
93180LC の場合、(25GbE × 48 ポート + 100GbE × 6 ポート) / 10 = 180
92304QC の場合、(40GbE × 56 ポート + 100GbE × 6 ポート) / 10 = 304

らしい。ただし、公式文書では見当たらないようなのであくまで推測。
もし間違いがあったら教えてくださいm(__)m

参考文献
https://community.cisco.com/t5/application-centric/cisco-aci-nexus-part-id-naming-convention/td-p/3351296
https://www.ciscolive.com/c/dam/r/ciscolive/us/docs/2018/pdf/BRKARC-3222.pdf
https://learningnetwork.cisco.com/s/question/0D53i00000KspHe/nexus-naming-convention

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